お前は俺の専属メイド【完】
「はい、アーン」
口を開け
モグモグとオムライスを口にする
「マズイ…」
「文句を言わずに食べなさい!」
私は王子くんの口にオムライスを突っ込んだ
王子くんは文句を言いながら、オムライスを全てたいらげた
「よく出来ました」
「今度はもっとマシなもの作れ」
頬を膨らませながら王子くんは言った
「このゲームが終われば風呂に入る」
また黙々とゲームを進める
今度はギャルゲーか…
あの学校で有名な小鳥遊くんがこんなオタクだなんて
しかもこんなわがままだなんて