【続】悪者女子の恋心!
何よ。あたし悪いことしてない。


「ねーあたし何か悪いことした?」


隣でニヤニヤしている気持ち悪い万雄と椿に尋ねる。

「咲ちゃんって悪女なのに天然☆男殺しだよねー♪」

「はぁ?何意味不明なこと言ってんの。寝言は寝ながら言うもんよ」


「そこまで言うー?ひど、俺のガラスのハートが」


「何がガラスよ、あんたステンレスでしょ」

「誉めてるー?貶してるー?」


「貶してる以外に何か感じた?」


「……いいよ椿ちゃんとイチャイチャするからー」 

万雄がふて腐れて爆弾を放った。


「何言って…あぁっ!!」

叫んだ時には2人の唇が重なっていて。


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