廻る時の中で


それから、私の頭の中は貴方でいっぱいだった。

くる日もくる日も、貴方の事を考えてた。

こんな気持ちは不思議で、初めてで。

ちょくちょく爺やの目を盗んでは、あの木の下へ掛けていった。

また貴方に会いたかったから。

貴方は誰なの?

貴方の好きなことは何?

貴方を知りたい。


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