さあ、愛される覚悟を・・・
不思議なもので、もっともっと、いっぱい遼のことを知りたいという気持ちがあたしの中にむくむくと湧き上がってくる。
そうしたらなんだか、早く遼と一つになりたくなって。
「遼どうしよ…」
「ん?」
「あたし淫乱かも」
「…は?何言ってんだよ」
あははは、って笑う遼にさえムラムラしてきて、あたしは遼の首に両手を巻きつけるようにして、強引に唇を重ねた。
「そ、いうこと?」
「ん?」
「我慢、できねぇってことだろ?」
ニヤッと笑う遼にカッと頬が熱くなった。
「すっげ嬉しい…オレも同じだし…」
手を繋いだままコンビニでゴムを買って、そのまま遼の部屋になだれ込んだ。