キミだから・・・




大地が部屋を出ていったあと、
壁にかけてあった制服をとった。



制服の早着替えは私の得意中の得意だ。



着替え終わったあと、鞄を肩にかけて
階段をかけおりて玄関に向かった。



「日愛ちゃん?明日から目覚まし
セットするのもう少し早くして?
いつも大地くんに頼っちゃうわ?」



「はーい...ごめんなさい......」



「大丈夫ですよ?家隣だし.、俺が責任もって起こしますから!」



「あら〜......ごめんね?大地くん...
んじゃぁよろしくね?」



やっぱり、お母さんは大地には
甘いな......


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