キミだから・・・


昇降口辺りまでくると、ここで大地と
私は分かれる。



私は調理室がある3階に、
大地はグラウンドに向かうためだ。



「日愛っ!今日も作ったやつくれよ?」



大地が満面の笑みで聞いてきたので、
私も笑顔で答えた。



「うんっ わかった!
じゃあ大地もがんばって!」



大地に手を振り、3階へと向かった。



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