コトノハ。
過去
1995年の秋。
ある小さな町の小さな大工夫婦の
二番目として生まれてきた女の子がいた。
それが、わたし。
後に「麻菜(まな)」と名づけられた。

姉は「葉菜(はな)」
そして、翌年妹「紗菜(さな)」が生まれてきた。
みんな2つ違いで、よく喧嘩もしていた。
ある日を境に、私の記憶は消え始めていった。
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