オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
翌日は、彩珠もケロッとして
いつも通りだったが、
今度は彩花の様子が変だった。
一日中、ぼーっとして
人が話しかけているのに
どこか遠くを見ている。
トントン、と肩を叩くと
ハッと我に返るけれど
顔を真っ赤にして、教室から出ていく
といった具合で。
(……なんやぁ?あいつ。)
俺は不思議に思いながら、
次の授業の準備をした。
いつも通りだったが、
今度は彩花の様子が変だった。
一日中、ぼーっとして
人が話しかけているのに
どこか遠くを見ている。
トントン、と肩を叩くと
ハッと我に返るけれど
顔を真っ赤にして、教室から出ていく
といった具合で。
(……なんやぁ?あいつ。)
俺は不思議に思いながら、
次の授業の準備をした。