オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
「ちゅーか、ここにいてもつまらんやろ。
同世代の友達とかおらんの?」
「私個室なんだもん。
隣はおじいちゃんたちばっかりだし。」
「なるほど。」
「だから売店で同じくらいの子
見つけて嬉しくて声かけちゃったの。」
「ふぅん…まぁ、
気が済むまでおったらええやん。
俺は寝る。」
「あっ、ひどい
ほったらかし?」
「ひどなんかない。
眠いから寝るんや。」
「ぶぅー、ケチ。」
「言うとれ。」
俺は瑞穂に背を向けて目を閉じた。
同世代の友達とかおらんの?」
「私個室なんだもん。
隣はおじいちゃんたちばっかりだし。」
「なるほど。」
「だから売店で同じくらいの子
見つけて嬉しくて声かけちゃったの。」
「ふぅん…まぁ、
気が済むまでおったらええやん。
俺は寝る。」
「あっ、ひどい
ほったらかし?」
「ひどなんかない。
眠いから寝るんや。」
「ぶぅー、ケチ。」
「言うとれ。」
俺は瑞穂に背を向けて目を閉じた。