オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
「ええよ、しゃあない。
次、来た時置いといてやー。」

「はーい。分かったわ。」

俺は、売店を出て病室へ戻ろうとした。

その時だった。

「……え、なんで??」

聞き覚えのある声がした。

「……あちゃー、見つかってもうた。」

俺はそう呟いた。

そこには、梶山がいたからだ。
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