オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
1通り遊び尽くして、
残りの花火が線香花火だけになった頃。
『~♪♪~♪~♪~』
俺のスマホの着信が鳴った。
ディスプレイには、『おかん』の文字。
「あちゃー、華恋。
呼び出し。」
「えっ、もう?早いよ。」
俺はスマホを耳に当てた。
「もしもし?」
『華恋!千洋!
あなた達どこで何してるの!?
早く帰ってきなさい!』
耳をつんざくような怒鳴り声。
うちの母親は怒ったらホンマに怖い。
「あー、オカン。
あんな、堪忍な。
すぐ帰るさかい。怒らんとって。」
『いいから、
3分以内に帰ってらっしゃい!
いいわね?』
そこで電話は切れた。
3分はいくら何でも無理だけどな。
「しゃあない、華恋。
おとなしく怒られに帰ろか。
航、葵。誘ってくれてほんまおおきに。
片付けできひんで堪忍な。
ほなまた、学校で。」
「ばいばい!」
「おう。またな。」
「またね。」
俺と華恋は手を振って
公園を出て家に帰った。
そのあと、一時間以上
こっぴどく怒られたのは
言うまでもない。
残りの花火が線香花火だけになった頃。
『~♪♪~♪~♪~』
俺のスマホの着信が鳴った。
ディスプレイには、『おかん』の文字。
「あちゃー、華恋。
呼び出し。」
「えっ、もう?早いよ。」
俺はスマホを耳に当てた。
「もしもし?」
『華恋!千洋!
あなた達どこで何してるの!?
早く帰ってきなさい!』
耳をつんざくような怒鳴り声。
うちの母親は怒ったらホンマに怖い。
「あー、オカン。
あんな、堪忍な。
すぐ帰るさかい。怒らんとって。」
『いいから、
3分以内に帰ってらっしゃい!
いいわね?』
そこで電話は切れた。
3分はいくら何でも無理だけどな。
「しゃあない、華恋。
おとなしく怒られに帰ろか。
航、葵。誘ってくれてほんまおおきに。
片付けできひんで堪忍な。
ほなまた、学校で。」
「ばいばい!」
「おう。またな。」
「またね。」
俺と華恋は手を振って
公園を出て家に帰った。
そのあと、一時間以上
こっぴどく怒られたのは
言うまでもない。