オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
チャイムを鳴らす。

出てきたのは航だった。

「……!?
華恋、なんで泣いてる??」

「うわぁあん……航!」

「どうした?何があった?
……ちょっと待って。
映美さん!ちょっと出かけてくる!」

「あまり遅くならないのよ!?」

「わかってる!」

航はそう言うと、
私の頭を撫でながら
ちょっと移動しよっか。
と言って外へ出た。
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