秘密のあの子と黒髪王子
「一緒に屋上行こうぜ?」
「は、はあぁ!?」
「ッシー皆にきこえるぜ?」
「あっ・・・」そう言って
あわてて口を塞ぐ。
あ、可愛い。
俺は純粋にそう思った。

「頼む!!昼飯好きなの奢るから。な?」
「!・・・分かったわよ。」

「っしゃ!」
「うるさい。」
「はい。」ショボン


‐屋上‐

「で?何?私に用事?」
冷たい。

「ん。単刀直入に聞く。
左目を見せて欲しい。」

「・・・いいよ」

「本当か!?」
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