プロポーズの夜
エッチしてそのまま寝てしまった真一郎とは逆で目が冴えて眠れない私は
何も身につけてない身体にバスローブをはおり冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと勢いよく飲んだ。
テーブルの上にはプロポーズの時に渡された指輪の入ったジュエリーケースが
存在を主張するように置いてある。
私はイスに座るとミネラルウォーターを置き、その手でジュエリーケースに手を伸ばした。
頑張ったであろう指輪は小ぶりだがピンクダイヤモンドだった。
返事もしてないのに指にはめるのは悪いとケースから出さずに指輪を眺めた。
私があまりアクセサリーやジュエリーに興味がない事を知っているだけあって
小ぶりのデザインを選んだ真一郎を褒めてあげたい。
だけどこれが自分のものになるかは今のところ未定だ。
結婚を拒む理由はないのになんで私はこんなに彼からのプロポーズを
素直に喜べないのだろう。
しかもこんなに悩んでるのに真一郎は気持ちよさそうにうつ伏せになって寝ている。
「何かムカつく・・・」
私はムカつく真一郎に向ってダイブした。
「ぶっ…ん…んん…ああっ?」
むせる真一郎の耳元に息を吹きかけた
「お・・おい?麻紀?…おいどうした…やめろって」
目が覚めた様で私を抱きながら上体を起こした。
「急にどうしたんだよ~。起こすならもっと起こし方があるだろう?」
このまま寝かせたらまたすぐ寝そうな感じだったが私が不貞腐れているのが
わかった様で姿勢を正し私と向きあった。
「よくぐーぐー寝れるよね。」
「そりゃー今日はいつもに増して燃えちゃったっていうかさ~麻紀も可愛かったしな」
口元を緩ませる真一郎は私を抱き寄せようとしたが私は距離を取った。
「おい、どうしたんだ?麻紀・・・・寝てないの?」
「寝れる訳ないじゃん」
「何で?あんだけ運動したら眠くなるだろ~。もしかして麻紀はまだ体力残ってんの?」
「バカ!」
「…麻紀?」
「なんで?」
「ん?」
何が何だかわからない真一郎は首をかしげることしかできなかった。
「何で今なの?」
声を荒げる私に真一郎はおどろいた様子で私を見た。
「何が」
「プロポーズよ!」
「え?」
まさかプロポーズしたことでこんなに不機嫌になってるとは思っていない
真一郎は目をパチパチさせてた。
何も身につけてない身体にバスローブをはおり冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと勢いよく飲んだ。
テーブルの上にはプロポーズの時に渡された指輪の入ったジュエリーケースが
存在を主張するように置いてある。
私はイスに座るとミネラルウォーターを置き、その手でジュエリーケースに手を伸ばした。
頑張ったであろう指輪は小ぶりだがピンクダイヤモンドだった。
返事もしてないのに指にはめるのは悪いとケースから出さずに指輪を眺めた。
私があまりアクセサリーやジュエリーに興味がない事を知っているだけあって
小ぶりのデザインを選んだ真一郎を褒めてあげたい。
だけどこれが自分のものになるかは今のところ未定だ。
結婚を拒む理由はないのになんで私はこんなに彼からのプロポーズを
素直に喜べないのだろう。
しかもこんなに悩んでるのに真一郎は気持ちよさそうにうつ伏せになって寝ている。
「何かムカつく・・・」
私はムカつく真一郎に向ってダイブした。
「ぶっ…ん…んん…ああっ?」
むせる真一郎の耳元に息を吹きかけた
「お・・おい?麻紀?…おいどうした…やめろって」
目が覚めた様で私を抱きながら上体を起こした。
「急にどうしたんだよ~。起こすならもっと起こし方があるだろう?」
このまま寝かせたらまたすぐ寝そうな感じだったが私が不貞腐れているのが
わかった様で姿勢を正し私と向きあった。
「よくぐーぐー寝れるよね。」
「そりゃー今日はいつもに増して燃えちゃったっていうかさ~麻紀も可愛かったしな」
口元を緩ませる真一郎は私を抱き寄せようとしたが私は距離を取った。
「おい、どうしたんだ?麻紀・・・・寝てないの?」
「寝れる訳ないじゃん」
「何で?あんだけ運動したら眠くなるだろ~。もしかして麻紀はまだ体力残ってんの?」
「バカ!」
「…麻紀?」
「なんで?」
「ん?」
何が何だかわからない真一郎は首をかしげることしかできなかった。
「何で今なの?」
声を荒げる私に真一郎はおどろいた様子で私を見た。
「何が」
「プロポーズよ!」
「え?」
まさかプロポーズしたことでこんなに不機嫌になってるとは思っていない
真一郎は目をパチパチさせてた。