悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「理緒、おいで!」



そう言って両手を広げるお兄ちゃん。




「お兄ちゃん!!」




あたしは颯太の腕をするりと抜けて、


お兄ちゃんの胸へダイブした。
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