悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
時間も大分経って、
帰りたくないやだやだって駄々こねる海と翔希と深影。
「だーっ、もうガキは帰って寝る時間だ!」
それにガミガミ叱りつけるお兄ちゃん。
「あらい〜じゃな〜い。布団はあるし、皆お泊りしていったら〜?」
「はっ?」
お泊りを賛成し始めた未来さん。
ただし、
そう口を開いて、
「理緒ちゃんなにか変なことしたら〜…わかってるわね〜?」
黒い笑みを浮かべて奴らを脅迫。
奴らは顔を引きつらせて、はいと返事をした。
未来さんの脅迫済みということで、
お兄ちゃんも渋々許可し、
みんなでお泊り会、ということに。