悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
十三章
「狭いけどどーぞー」
皆を部屋へと招き入れると…
「理緒ちゃんの部屋ー!」
一番に深影が入って、
床でゴロゴロし始めた。
そんな深影を皆が珍しく颯太と
あとはお決まりの騒ぎ組、
海と翔希がしめあげてた。
面白いから放っておいた。
雪はすっと入ってきて、
なんか床に正座してる。
「雪?足崩していーんだよ?」
てかそんなにかしこまらなくても…
「あー雪はね人の家だといつもこうだよー!」
海がこっちにきて教えてくれる。
「なんか、一応人の家だし、ね」
そういう雪。
「海と雪って、なんか似てるけど似てないよねー、海はお調子者だけど雪は意外としっかり者だし!」
「えっ俺お調子者なの!?」
「そりゃそうだろ」
またむきー!と騒ぎ始めるお調子者、海。
なんだか皆でお泊りなんて、はじめてだし
楽しいな〜