悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
そのネックレスにあたしのネックレスの鍵をかけてまわすと、
カチッ
「あいた!!」
「ほらね?」
また、深影のネックレスに鍵をかけて、
深影があたしの首にネックレスをつけてくれた。
「あれ、まだ何か入ってるー」
ネックレスの下に紙が入っていた。
開けてみると…
「……………」
婚姻届。
「俺からの愛のあ、か、し♡」
「あーもう我慢ならん!ふざけんな深影!」
「理緒がお前となんか結婚するかー!」
「それは理緒ちゃんが決めることだよーん」
そう争っている中、あたしはその婚姻届を
考えておくね
って言って机の中にしまっておいた。