悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
「話ってどうしたの?」
あたしは未来さんと肩を並べて
ベッドに座る。
「最近、理緒ちゃんが全く家から出なくなったから心配で〜」
未来さんはいつものように
おっとりと話すけど、
その顔はあたしを心配していた。
「何かあるんだったら相談して?私で頼りなければ、真守だっているし…ね?」
「…あのね、未来さん……あたし、深影に好きって、告白?されたの。」
未来さんは黙ってあたしの話を聞いていた。