悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「話ってどうしたの?」




あたしは未来さんと肩を並べて
ベッドに座る。



「最近、理緒ちゃんが全く家から出なくなったから心配で〜」





未来さんはいつものように
おっとりと話すけど、



その顔はあたしを心配していた。







「何かあるんだったら相談して?私で頼りなければ、真守だっているし…ね?」




「…あのね、未来さん……あたし、深影に好きって、告白?されたの。」






未来さんは黙ってあたしの話を聞いていた。
< 191 / 343 >

この作品をシェア

pagetop