悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「つかまえた」




聞きなれた声が後ろからして

そのままスッポリ抱きしめられる。







「みか、げ……?」




「ひっさしぶりー俺のり、お、ちゃん♪」




そう言って久しぶりに会った深影は


以前と変わらない調子で頬に口付けをした。
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