悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
「ああ、なんでも俺は守るモノのために、強ければならないらしい。
今よりもずっと。
深影はなんだか様子がおかしかったが…
抗争に参加させたんだ。
あいつは以前より格段に腕を上げていたんだがな、
途中、少し頭を殴られ傷を負ったんだ。
それでもあいつは突き進むのをやめなかった。
向こうの若頭と対面したとき、
とうとう深影の体力を底を尽きていて
危ないと思い助けに行った。
そうしたら、その若頭が深影になにか言っていた。
私には聞こえなかったけどな。」
そこまで話し、そのあとをなんだかもったいぶるようにする組長。
歯切れが悪い。