悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
このまま参加しても楽しそうだけど
そっと倉庫の方から覗いていた。
「なにしにきた。」
ガッツリ相手の族を黙って睨みつける
鬼龍の面子の先頭に立っている
颯太が口を開く。
「お前ら鬼龍とは散々やりあって毎回引き分けたけどよぉ。そのお遊びをそろそろ決着つけようと思ってな」
向こうの頭と見える赤髪が
颯太の問に返す。
今日はタイミングが悪かったみたいだな。