悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「そうやって、作らなくていい。俺は理緒ちゃんが傷つくようなことはしないよ。気に入っちゃったからね。」





………………あぁ



なんだか、心が軽い。






「ありがとう、深影…」



「どういたしまして」







深影と微笑みあっているところだった。







「深影ぇぇえええええ!!!!」






外から深影を呼ぶ怒鳴り声が聞こえる。





その声は、よく知ったものだった。
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