悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「…………っっ」




あたしは、結局。



やり直そうと思ったってもう無理なんだ。




あたしの存在そのものがあってはならないもの。




「お兄ちゃん…ごめんね…でもあたし……………嬉しかったよ。」





少しの間でも、昔みたいにいれて。




深影に連れ去られた時も、

助けに来てくれたのがお兄ちゃんで

嬉しかった。




嬉しかったんだよ…?
< 98 / 343 >

この作品をシェア

pagetop