彼のぬくもり


そうこう思っているうちにマンションの下まで付き、バイクを駐車場に入れて入口の前まで歩いていく。


正直会ったばかりで、ましてや一目惚れした女を家に上げるなんて、気は引けるけど、側に置きたい。そう思った。


蛍は俺の後に続いて来るとエレベーターに乗り込んだ。



俺の家はマンションの最上階でワンフロアになってる。
エレベーターから降りれば蛍がキョロキョロしてて あー、驚いてるんだな。 って思ったら可愛くてしょうがねぇ。



家の中に入れればまたキョロキョロして、勝手にソファーに座ってるし。


とにかく早く風呂に入れねぇと。
ジャケット着てねぇから俺も早く入りたいけど取り敢えず蛍が先だと思い風呂のスイッチを入れて、キッチンへ向かった。


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