彼のぬくもり
駅の近くのファミレスへ入り、私はオムライス。優はハンバーグを食べ、買い物へ向かった。
しばらく走ればブランド店が立ち並ぶ通りに出た。
そして某有名ブランド店の前で停車したシーマ。
ガチャ
え、優どこ行くんだろ?
そんな事を思っていれば。
「蛍。いくぞ。」
そのまま下ろされブランド店の中へ連れていかれた。
店に入れば女性の店員さんが寄ってきて
「相沢様、ご来店ありがとうございます。」
そう言って頭を下げた。
は?こいつ何もんだよ。
「こ、ここで買うの‥‥?」
「そうだよ。選んでくるから待ってろ。」
「え、でも‥‥」
そう話しかけた時には時すでに遅し。
もはや選び初めておりましたとさ。
レジに何十着もの服が積まれていた。
値段を見た私は息が止まりそうでしたよ。
そしてまさかのカード払い。
会計が終わり外に出た。