彼のぬくもり
「‥‥い‥‥おい!」
は?何?
眠くて余り目が開かない。
「こんな所で何してんだ?
くっそ寒いのに。」
肩を揺するな。
痛い。そして眠い。
黙っとけ。
「おい!おーい!」
チッ
「何?痛いからやめてよ。」
「やめてよ、じゃねーよ!
なんでこんなくそさむいのに
そんな薄着なんだよ!
アホだろ。」
「うるさいなー。
つかあんた誰よ?」
「あ、俺?
俺は 優 (yuu)ってんだ。」
「そ、なんでもいいけど放って置いてくれる?」
内心、こいつまじでめんどくせぇ。
とイライラしながらも対応した。