彼のぬくもり


その制度を聞いて、なるほどね。
だからあの人気。
その程度で終わった。



時は流れて放課後になり優を待っていた私は鼓膜が破れるほどの悲鳴を聞いていた。




「‥‥はぁ。優?こんなにうるさくなるなら迎に来ないで校門で待っててよ。」

「やだ。」

「なんでよ?」

「なんでも。」

うわぁめんどくせぇ。

「あっそ。それで?お隣の方は?」

「あぁ。こいつ?連れ。」

「一緒にいんだからそうだろうな。」

「迅。蛍にちゃんと自己紹介!」




「‥‥‥‥‥‥神崎 迅。」






そういった迅は
奥二重の切れ長の目。
高い鼻。
薄い唇。
少しグレーの髪。
そして何よりの極めつけはブルーの瞳。

俗に言うイケメンってやつ。


身長は多分優と同じくらいのか180超え。
第一印象は冷たい。だった。
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