彼のぬくもり
蛍side



ふと目が覚めた。

あれ?私いつの間にか寝てたのかな?



寝室をでてリビングに入れば深刻な顔をした二人がいた。






「優‥‥」



「っ、蛍!起きたのか。」


「うん。私いつの間に?」


「車にのる寸前で倒れちまって。」






「‥‥‥‥‥‥‥‥あ、お、母さんの時の。」


「あぁ。大丈夫か?」


二人が私に心配の眼差しを向けた。


心配かけちゃいけない。そう思って明るく返事をしようとしたけど出来なくて‥‥

涙がポロポロ溢れる。








‥‥っ辛い。









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