彼のぬくもり
「あっとー‥‥、ない、です。どっかホテルにでも行こうかな?って。」
「‥‥なら、とりあえず俺んちくる?」
「はっ?!それはないわ!ダメダメ!自ら男に食われるとかないし。」
「ばっ馬鹿か!食わねーよ!泊まる場所を提供するって事だわ!」
「本当かよ。まぁ、優がゆってくれるなら行こうかな?どーせ行く場所ないし?」
そう言って私は立ち上がる。
「なら、バイクあるからけつのせてくわ!それじゃ寒いだろうから俺のジャケットきろ!」
‥‥‥‥。
「あー。ごめん。私もバイクなんだよね。」
「‥‥‥‥‥‥。んーっと。俺の空耳かなー?」
「いいえ。」
「そ、そうか。お前もバイクか。なら、取り敢えず、つ、ついて来い。」
そう言いながら私にジャケットをかけ、お互いバイクにまだがる。