彼のぬくもり




その後私はどうしたか分からないけど気が付いたら学校に来てて、聡美ちゃんが私を読んている所だった。


「蛍?聞いてるの?」


「あ、ごめん。何?」


「だから、3年に美人な転校生がきたらしいよ?」


「転校生?」


「そ!山井 蘭って人。」


「ら、ん‥‥」


「あんた大丈夫?朝からボケーっとしてるけど。」


「‥‥‥‥。」


「蛍っ!」


「っあ‥‥。ごめんごめん。」












その日の帰り、迅と二人で校門に向かっていると、優と腕を組んでいる蘭さんを見かけた。





< 84 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop