S.U.K.I



「おはよ、煌。淘。」



そう言って私の学年の皇子は微笑む。


優しくて柔らかな綺麗な笑顔に心を奪われそうになるくらい。



「おはよ♪優くん。」



淘は、絶対優が好きだ。


なんか凄く…分かる。


表情、態度、淘自身から、好きだ〜!って感じのオーラが出てる。


そんな気がするんだ。


だから…今だに私の気持ちを教えられない。


私も優が好きだってこと。



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