S.U.K.I


『…そのコト考えてて、そー思ってる自分が嫌になった。
すごくすごく、嫌になった。
最低だって、最悪だって思った。
煌のことは好き。誰にも変えられないくらいすごくすごく大好きだょ。
でも、そんな煌の悪口を考えてた自分に腹が立った。
そしたら、クリスマスの朝に優君交通事故で死んぢゃった。
自分がどーでもよくなったの。
生きる意味、希望とか分かんなくなった。
だから、優君追うしかないって。直感だった。答えはすぐ出た。
なんか…死にたくなった。
もうダメなんだ……
煌とは離れたくない。けどもう、ダメなんだ。ごめんね。煌、ごめんね。
姉失格だよね…てか、あんま大差ないよね。双子だもんね?…』



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