S.U.K.I
優しく口付けて、ゆっくりと離れるその感触にびっくりして顔が真っ赤になるのを感じた。
「なっ…何すんの……?!」
『もう我慢できなかった。』
だいぶ慣れたのか、すらすらと、筆談用ノートに書き込み見せてくれる。
その言葉が恥ずかしいような嬉しいようなで、また顔が赤くなるのを感じた。
「バカぢゃないの…!」
『煌のせいだから。』
私が悪態を吐くと、そう返ってきて少し驚く。
自分が何をしたのか、まるで見当が付かない。
首を傾げていると、またすらすらと書き込んだ。