S.U.K.I



「まぢ勘弁して下さいってば!麗さんのお汁粉食えないなら、俺、生きてる意味ないっすもん!」



秀が顔を潰して、土下座した。



「お母さん、ごめん!もうしません!満腹屋も週2まで減らすから!!」


「お前そんなに行ってたのか…?」



ぱっと、顔を上げ声の主を見ると心兄が目を真ん丸くしていて、後ろではお土産を持ってきた豊ちゃんも笑っていた。



「うっ、心兄…。」


「大食いなのは知ってたけど…さすがに太るだろ?!俺、今の煌がいいのに!」


「煌、太んないもん!」



さすがの心兄でも太る太んないの話は出してほしくなかった私は、睨みをきかして怒った。


一応言うけど、喧嘩なら負けませんからね!と、目で訴えながら。



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