S.U.K.I



「うっわ、恐!そーやって男嫌いオーラ出しまくりだから…。」


「今だに彼氏できない、でしょ?聞き飽きたわ…。」


「よくご存じで。しっかり勉強してんぢゃん♪」



そう言って秀は、からかいながら頭を撫でる。



「あんたのそーゆーとこ!ムカつくっ!」



私は、その手を振りほどいて言った。



「やめろよ、秀。煌が嫌がってるだろ。」


「優!」



明らかに秀は、嫌な顔をして私は、目を輝かせた。


横にいた淘も優を見る。



< 9 / 316 >

この作品をシェア

pagetop