僕、諦めませんからね!
「はい!これで終わり!」
「おう。ありがとな!」
クラスメイトの松本君・・・?
にお礼を言われる。
丁度これで私がメイクをやる人は終わり。
後は自分のメイク。
バッてお客さんの前に出るだけの役だから、記憶には残るけど一瞬だから適当でいいかな?
細かくやってたら、やってるうちに気分悪くなりそう・・・
ただでさえ気分悪いのに・・・
・・・止めよう。
せっかくの文化祭なのに、この前の事考えてたら、勿体無いしね。
「楽しもう!」
そう呟いて私は自分のメイクに取りかかった。