僕、諦めませんからね!
「あの、罰ゲームですよね?」
「なに言っているんですか!もちろん本気です!」
・・・はぃ?
イマホンキッテイッタ?
嘘でしょ!?
「嘘でしょ!?なんで私なんかに。」
「本当です!弥生先輩が好きなんです!」
・・・まじだったんだ。でも、断るけどね。だって全然知らない人と付き合わないもんね。
「えっと、ごめんなさい。」
「何でですか?」
何でですか?ってそりゃあ・・・ねぇ。
「全然知らない人とは付き合えません。」
そう言うと、若葉くんは少し考えこんだ。
「じゃあ、これからアピールしていきます!!」
えー!!な、何それ。アピールってどういうこと!?
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「弥生先輩!お昼一緒に食べましょう!」
・・・今日もきたのかぁ~。
あの突然の告白から3週間たった。
若葉くんは、休み時間や放課後のたびに毎日私の所にきた。
3週間もよくできるな~って思う。
「若葉くん。私は仲良くなっても、若葉くんと付き合わないよ。」
なんか可哀想になってきて、私がいつも思ってることを言う。
「大丈夫です!絶対弥生先輩を彼女にします!」
何が大丈夫なんだろ。
でも私には、二次元がある!
「それに、私には二次元というパートナーがあるから、若葉くんの彼女にならないよ。」
「それでも諦めませんから!」
・・・はぁ~まじか。