僕、諦めませんからね!

さっきの教室に向かう。


ラブラブしているところを邪魔しちゃだめだけど、しょうがないよね。


教室につくと2人はもうキスをしてなくて、話をしてた。


うぅ!ごめんなさい。


お邪魔させてもらいます


コンコンと窓を叩く。


そして2人が驚いて振り向いた。


「弥生先輩!?」


若葉君の声が大きくて、窓を挟んでも聞こえた。


隣の女の子、すごくうるさそうにしてたよ。


「弥生先輩?こんな所で何してるんですか?」


そう言って若葉君が窓を開けてくれる。


「隣の教室のベランダ行ったら、誰かに鍵を閉められちゃって。ごめんね。じゃまして。」


そう言ってすぐに教室に向かう。


「弥生先輩!待って!」


そう言う若葉君の事は無視した。
< 8 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop