また雪が降る頃に
第一章

出会い







桜も散りかけてきた中学二年の春


私、近藤優希はついこの間まで付き合っていた元彼が忘れられないでいた。

友達にはバカだねって
笑われる毎日。
でも、そんなこと言いながら
みんなが励ましてくれていたのは
自分でもよくわかっていた。





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