悪魔なゾンビ少女
*****

「お疲れ様でーす」
「お疲れー」
そんな声が飛び交っている。
靴箱は電気がついていて明るいが、出て数歩歩けば闇へと変わる。
少年は影で暗くなっている場所に身を潜め、○○○○が出てくるのをじっと待っていた。
出てくるのは今しがた部活を終えた演劇部の部員ばかり。
だが○○○○はまだ姿を現さない。
既に帰ったのかと少年は焦り不安に駈られはじめたその時目的の人物、○○○○が靴箱から出てきた。
そして少年は後から靴箱から出てくる生徒に交じり、○○○○の後をつけた
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