光り輝く命~救ってくれたのは君だった~
あたしが抵抗すると、

「うっせぇんだよ!」

そう怒鳴りつけ、

あたしの口に無理やり袋を当てた。

気持ち悪い……吐きそう……。

そして頭がぼーっとした。

なんなの……これは。

あたしが動けないでいると、

秋人は冷たいフローリングの

床に無理やりあたしの体を押しつけた。

そしてキスをした。

ファーストキスだった。

シンナーとタバコの匂いが

混じった気持ち悪いキス。

「やめてよ!」

あたしは必死に抵抗したが、

力が入らない。

あっという間に服を脱がされ下着だけ。

そして秋人は、下着を剥ぎ取り

乱暴に舐め回した。

体中に気持ち悪い感触が走った。

「やだ!」

足をジタバタさせるあたし。

秋人はそばにあったロープで

あたしの右足をテーブルの

脚にくくりつけた。

これはきっと夢ー。

「痛いっ!」

「我慢しろよ!」

そう言って彼は顔を平手で殴った。

そのたびに激痛が走る。

夢じゃないんだ。
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