光り輝く命~救ってくれたのは君だった~
さとみの言葉が胸に突き刺さった。

痛いくらいに。、

「あたし隠すのだけはやだな」

自然と自分の口から出ていた言葉。

「そっか。じゃあ、あたしも

隠さないけど、27歳の人と

不倫しています」

さとみのいきなりの発言に、

あたしは固まった。

でもそれと同時にさとみの笑顔を見て、

竜也にちゃんと話そう。

そう決めた。

その日の放課後、あたしは竜也の

家に行った。

いつものようにキスしたり

イチャイチャしたり。

そして竜也は、あたしをベッドに

押し倒した。

「やだっ」

あたしの口から、

とったさにその言葉が出ていた。

「ごめん、初めてだから怖いよな」

そう言って竜也は優しく頭を撫でた。

初めてなんかじゃないよ。

レイプもされたし援交もしてたんだよ。

あたし汚れてるんだよ。

竜也の笑顔を見ていると胸が痛くなる。

またあたしは自分を偽り人を騙している。
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