我ら!恋愛探偵団
「え…」
そこには見たこともない金髪の少女がいた。
「えっ…と誰ですか?」
「は?くそうぜー」
はい?!
突然の暴言に驚きと怒りを覚えた。
「コホン。まあまあ、座りたまえ」
部長の言葉に舌打ちをした金髪ちゃんは椅子に座った。
「友里ちゃん、なんか言うことあるだろ」
友里ちゃんと呼ばれ…はい?!
「なんで謝んなきゃならないの…」
ブツブツと言いながら私の目の前に立った。
「すみませんでした」
何かも分からず突然謝られる。
「いや、えっ…なんで?え?」
状況が分かりません…
「うん。さらたん、君は裕太君という男の子の友達に襲われかけたね?」
僕は学年代表だから、なんでも知ってるさと続けた。
「…はい。」
「それを命令したのが友里ちゃんなんだ」
「はい?」
いや、まったく理解できない