我ら!恋愛探偵団


が、どの…なか…が…



(ん?)



「中川殿!!!!!!起きろ!!!!!」



大きい声の瀧さんが私の部屋にいた。



「へ?!瀧さん?!何故ここに?!」



「もう、登校する時間ですよ?」



時計を見ると登校する時間になっていた。


「キャーーーーーー!!!なぜーー!!!」



いつもより早く寝たはずなのに、こんな時寝坊するなんて




「中川殿の携帯に何度も連絡したんですよ?火曜の朝だけは一緒に登校出来るから、いつも楽しみなんです!!」



火曜以外の曜日は朝活動がある為、瀧さんとは別に行っていた。



もー!と言いながら瀧さんは頬を膨らませた。




「ご、ごめんね瀧さん!10分で支度するから!」


制服に着替え、歯を磨き準備をする。



あ、朝からついていない…




「おまたせ、瀧さん…」



「大丈夫です、ホームルームには間に合いますよ!」




ニコーッと笑う瀧さん、優しすぎる…


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