我ら!恋愛探偵団


「いて…」


「はーっはーっ…あんたが悪いんだからね…」



抵抗しても無理だと悟って下唇を思いっきり噛んだ。



「ねえ、らい。どうしていつもこんな事するの?好きでもないのにキスしないでよ!」



なんだか、悔しくなって、悲しくなって涙がポロポロ出てきた。



そんな私を見ると驚いたような顔をしてらいが私を見た。




「なんで泣くんだよ」




「だって、だってらいが悪いんじゃん!」




ポロポロ出てくる涙をらいが人差し指で拭く。




「好きだからに決まってんじゃん」



「好きだからキスしていいの?…ん?」



今、なんて…?



「びっくりした顔してる、もう一回言おうか?」



意地悪な笑顔でニコッと笑った。




☆?!♯♩⚠︎♡




頭の中がパニクっている。






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