我ら!恋愛探偵団


「最初はね、こんな学校にもこんな子がいるんだーって興味しか無かった。けどー、気付いたら目で追ってるし、俺の事興味無いし、キノコちゃんはキノコだし」



「なにそれ…。」



「ま、考えとい「紗良ー?」


らいの言葉を遮るかのように保健室のドアが開いた。」



「おっと、お邪魔したかな?」



「尋兄ちゃん?!なんでここにいるの?」



そこにはジャージ姿の尋兄ちゃんが立っていた。


「あー、数学の先生が黒山と紗良が保健室行ったって言うから姫岸先生の代わりに様子見てきてほしいーって言われたんだよ。てか、その体制はやめなさい」



今の体制は私の上にらいがいる状態。



「きゃああああああ!!」



悲鳴を出しらいを押してしまった。




「教育実習生さん。タイミング悪いんすけど」



らいが尋兄ちゃんに向かって言った。



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