我ら!恋愛探偵団


「おっとこれは失礼。でもタイミング悪くて俺には丁度良かったかなー?」



ニヤッと尋兄ちゃんが意味わからない事をらいに言った。



「ま、紗良!今日お前ん家行くから待ってろなー!じゃお大事に〜!」



「あっ、うん!お母さんに言っとく!」



尋兄ちゃんはそう言うと保健室を後にした。


「ふぅー、尋兄ちゃんに変なとこ見られたな…」


見られた事とらいの言葉を思い出し変な汗が止まらない。



「ねえ、キノコちゃん。」


「ん?ん?」


無理矢理平然を装って返事をした。



「返事待ってる」



チュッと頬っぺたにキスをされた。



「☆⚠︎♡?!♩♯」



「ははっ、真っ赤。あと今日俺もビーフシチュー食べたいから行くね」



「へ?え?いや無理!!」



「いいじゃーん、じゃ教室戻ろっかー」



らいはいつも通りの顔をして教室に向かった。



ど、どうしたらいいのー!!!!!!!!!
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