我ら!恋愛探偵団


「…で?」


しかも、相手はキラキラ人間。黒山らい。


ゴクっと…生唾を呑む…


「で…?って…あの付き合ってください…」




女の子は顔をイチゴのように真っ赤にしながら下を向いてしまった。



「お腹空いたな〜」



は?


黒山らいは美しい顔を歪めてお腹空いたなんて言い出した。



女の子はますますハテナマークになる。



「あの!あの!友達からでもいいんです!!!」



「今日はラザニアを作ろうかな」



は?(2回目)



「ラザニア!!明日作ってくるよ黒山くん!!!」



「あーありがとう。」



なんだか、料理の約束に変わってしまっていた。



あれは…遠回しに断っているのか?



ますます疑問だ黒山らい。












「悪趣味だね、キノコちゃん」




嫌な声が聞こえた。
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