我ら!恋愛探偵団
「それより!!!さっきの告白!!あれは酷いんじゃないかな?!」
「…やっぱり悪趣味だね〜。見てたんジャーン」
や…やばい!!!てか、早く部室行かなきゃ!!!
「…み…見てません…」
「え〜〜、見てたくせに…」
「これっっっぽっちも見ておりません!!!」
首を横に振るしかないいいいいいい。
「本当の、事言わないと。ちゅうしちゃうよ?」
頭おかしいのは他にもいたみたいだ。
「はっ…はあ?!!!!何言ってんだ!!!!?!」
「ね?見てたんでしょう?」
ジリジリと黒山らいが近づいてくる。
いつの間にか背中が壁にくっついていた。
まじまじ見るとやっぱり整った顔、きれいな目。
ジッと見つめてしまう。